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放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ



「ん―そんなに言うなら今度見に行こうかなあ…」


「よし!今から行くよ」


………え?

見ると結の顔がキラキラしている。

「今私たちサボリ進行形だっつーの」


「大丈夫だよ―。体調悪くなったって言えば。生理痛通せば何も言われないって!」

むう。
そんな優しい先生いるのかなあ?


「わかったよ、行こう」

空から離れちゃうけどしょうがない。

「うっし!」

私たちは空と学校を繋ぐドアに向かった。


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