テキストサイズ

放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた




「…何ガキみたいなことしてるんですかっ!!ってか他の人来たらどうしたんですかっ!!」


一気にまくし立てても表情は崩れない。

というか私に当たらなくてめちゃめちゃ悔しがっている。


なんか机たたいて頭かいてる。


ぶたさん拾っといて良かった―。


悪意がぶたさんに向きかねない。


やっと机と髪の毛をいじめるのを止めてこちらを見た。



「ちゃんといいわけ考えといたから大丈夫」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ