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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた




目の前スレスレをピンク色の物体が落ちていった。


「チッ何だよ、当たれよ」


顔をあげると先生が立っている。


足元に転がっていたのは昨日のぶたさん。


「は…?」



「せっかく仕掛けてやったんだから当たれよ」


どうやらぶたさんをドアに挟んで、私が通るのを待ちかまえてたらしい。


ぶたさんをぱっと抱きかかえて先生を睨む。



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