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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた




「…ふざけてんですか?」


「いや、至ってまじめさ」


「よく保健室の先生になれましたね」


「ありがとう」


「褒めてません!!」




……この人と話してると本当に疲れる。


うん。さっさと帰ろう。



ポケットから鍵を取り出して先生の胸に押し付ける。


「はい、ちゃんと返しましたからね」


あら?


先生はなかなか受け取ってくれない。


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