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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた



「あの…?」


見上げた先にあるのは「にや」の笑顔。


あれ、ヤバい?


「きゃっ」


胸に押し付けていた手をとられる。


チャリンと鍵が先生の足元に落ちる。


そのまま引っ張られて2人の距離、およそ3センチ。



ヤバい―――っ


油断してた――――っ


5メートル条例全然守れてね――っ

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