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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた




「ばっかっ…」


体から力が抜けていく。


「お前、耳よえーのな」


先生の熱い息と共に吹き込まれる声もぼんやり頭に入っていくだけだ。


まずい。


シャキッとせねば。


これってかなりの劣勢なのでは?


「はい、じゃあベットに移動しようか~」

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