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放課後は保健室で

第5章 余熱で3分




ひょっとして、俺やっちまったか?


一回ヤれば惚れると思った俺は間違っていたのか?


…この顔でオチなかった女、いなかったんだけどな。


「くそっ」


吐き出した言葉が車内の雑音に消されて散る。


何で俺、こんなムキになってんだろうな…

自虐的な笑みが漏れた。


俺があいつに惹かれてる?


…まさかな。


でも。


ちょっと無闇に触れるのは




やめておこうか。




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