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放課後は保健室で

第6章 泣きっ面にぶたさん



背中に堅い感触。


壁に当たったんだ。


後ろにはもう下がれない。


二人の距離が1mをきった。



「俺がさ、柴崎さんのこと好きだって知ってるよね?」



「えっ!?」



いきなりどうした!?


とんっと両脇に手を置かれていよいよ逃げ場がなくなった。



「さ、さっきは友達だって…」



「もう遠回りすんのいい加減飽きてきたんだよね」



二人の距離、50センチ。



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