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………なんなんだろう。




そんな事を悶々と考えているうちに保健室に着いた。


走ってきて乱れた呼吸を整えつつ、前髪をさっさと直す。


はあ………なんて言おう。


男の子の顔に怪我させました…！？


うわ、女子として終わってる。


「失礼しま―…」


ドアに手をかけ薄く開いたとき。


「……ぁああっ」


女の子の小さな声がして体が固まった。