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放課後は保健室で

第7章 help!!



あ、先生。


遠くの方にぼやけてはいるが先生が見える。


走りよろうとしたら先生が知らない女の子と腕を組んで歩き出した。


嫌だ。


足を動かして走るがまるで自分の周りだけ時間が遅くなったみたいに前に進まなくて。


待って。


どんどん小さくなっていく後ろ姿に手を伸ばすけど、もちろん届かない。


視界が暗くなる。


待って…


ふと目を覚ますと知らない景色の中にいた。



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