テキストサイズ

放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ




私はもう何がなんだかわからなくてされるがまま氷で冷やし、気づいたときには絆創膏を貼られていた。



「わ、ありがとうございます…」


頭を下げる私に思い出したように吹き出す先生。


「熱々コーヒーに指をつっこんだ人は初めて見ました」



うう…

恥ずかしい限り。



その時ちょうどチャイムが鳴った。

6時限目、今日最後の授業の終了を知らせるチャイムだ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ