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放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ




「…?」



もう熱さとか痛さとかは感じなかった。



それよりも先生が抱き抱えるようにして、私の指を口に含んでいる目の前の光景が信じられなかった。



指を強く吸われる。



「んっ………」



でもそれは一瞬のことですぐに終わった。


「大丈夫ですか?冷やしましょう。」



先生は私の腕をつかんで洗面台の方へ連れて行く。



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