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放課後は保健室で

第8章 到着




「きゃああああああ」



そう叫んだっきり地面に崩れ落ちる彼女を慌てて抱きかかえる。


Yシャツの前ははだけ、ブラはしておらず胸が丸見えでスカートははいているものの柴崎のパンツらしきものが床に落ちている。


この状態でずっとぼんやり見たり喋ったりしてたんだもんなあ……馬鹿だ。


あまりにあられもない姿なので一旦しゃがんで彼女を膝の上に置き、白衣を脱いでかけてやった。


「ずっと極限の緊張状態だったんだ。少し休ませてやるか。おいお前ら!!6時間目終わるまでに片付けるからついて来い!!」


立ちあがってそこらに転がっている男等を軽く蹴飛ばす。


かなりの激痛によりみんな顔が歪んでいた。


「安心しろ。二度とコイツに近寄らないと誓えばこのことは誰にも言わねえ。後々俺も面倒だしな」


柴崎の手の中にあるメガネをとってかけてドアまで歩く。


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