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放課後は保健室で

第9章 保健室で恋をしましょう




バシッ


鈍い音が響く。


私の右手首は先生に捕まれていて。


その先に「ニヤ」の笑みを浮かべる先生がいる。


「二度も食らってたまるかよ。てかお前すぐに暴力ふるう癖やめろ」


「び、びっくりさせないでください」


そこで色々思い出した。


…夢、だった?



「あたし何でここに…?」


「ああ、おれが運んで来た」


慌てて布団をめくってみると普通に服を着ていた。


「安心しろ。望月がやってくれたよ」



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