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放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ





目の前に、先生の顔があった。




「…っ!」




気づくと先生に抱きしめられるような体勢でいた。


至近距離で交差する視線。



先生の呼吸が肌に当たってくすぐったい。



「危なっかしい人ですね。大丈夫でしたか?」



「はっ…はい!大丈夫です…」



耐えられなくなって視線を外す。


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