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放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ



だれも中身なんか見てねえもんな。




ドッカと腰を下ろす。


この学校は本当に健康的すぎる。

冗談抜きで暇でしょうがない。

たまに来る奴らはさっきみたいに仮病で俺目当てみたいなもんだし。


仕事はまあ面倒くさいがこんな暇になるとは思わなかった。


ふと奴が座ってた場所に目を落とすと何かが光った。近づいてそれを拾い上げる。




「…………鍵?」




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