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放課後は保健室で

第2章 鍵の落とし物




「ごめんね、急病人がでたんだ。氷嚢がちょうど足りなくて。ちょっといいかな」


「あ、大丈夫ですっ!行きます!」


話の流れが読めたのか渡辺君が不機嫌になる。


「え―俺の柴崎さん…」


いつ私があんたの物になった!?


って言おうとしたが遮られた。


「ごめんね、柴崎さんは僕がもらうよ」


「……な!?」


なんだ!?とらえようによっちゃあ大変な意味になるよ先生っ!


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