テキストサイズ

三角関係ときどき四角

第3章 それぞれの思惑

その全てを陵介に知ってもらった上で
舞彩との結婚を覚悟してほしかった。


「舞彩とお父さんが……意外だな」

「赤の他人同士だから不思議は無いけど」

「俺には本物の親子にしか見えないけど」

「ちょッ……怖いこと言わないでよ」


仮にそうだとしたら
私は知らずにして
自分を襲った男と結婚したことになる。


それよりも怖いのは
隆哉と舞彩の男女の関係。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ