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三角関係ときどき四角

第6章 リセット

「千夏はお義父さんを好きになって
しまったばっかりに苦しんでいます」

「……はい」


千夏も……僕を想ってくれていた。


ありがとう……千夏。


「お義父さんへの想いは別問題として
千夏の一番の気掛かりは……」

「本当の娘だという認識がありながらも
舞彩に手を出してしまったということ……」

「それを舞彩には一生隠し通してください。
これはお願いではなく命令です」

「約束します」

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