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「それともうひとつ。千夏は舞彩を連れて
珠理さんのお宅でお世話になります」

「舞彩には会うなということですね。
約束します」


僕が言わなくとも
舞彩自身が気付いてしまう
可能性があるからだろう。


「珠理さんにはこの家で暮らして頂くことに
なりましたので」

「え……」


動揺が思わず声に……


「何か不都合でも？」

「いや……別に」