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三角関係ときどき四角

第10章 怪文書が招いた悪夢と進展

俺……長谷川医院には
一度たりとも営業を掛けたことはない。


でもそれを言える雰囲気ではなく……


「よくもまあ、あの堅物院長を
口説き落としたなッ!
何年も通い続けたそうじゃないかッ!」

「今夜、長谷川院長に一席を設けた。
しかし、三澤課長とサシで話したいと
いうことなんだ。頼んだぞ、三澤くん」


俺の知らないところで
俺が会社に多大なる利益を与え
歴代第一位の功績を挙げたことに
なっていた。

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