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三角関係ときどき四角

第2章 夫と娘の秘密

ラブホテルの大きなベッドの上で
舞彩の身体を惜しみ無く愛し続けた。


これは禊なんだ。


千夏を襲ってしまった僕の禊。


今日までの僕は千夏しか女を知らず
あの頃の千夏を思い出しながら
何回も何十回も何百回も自慰行為をした。


だけど、そんな僕とは今日でさよなら。


僕には舞彩が居る。


一分一秒でも長く
舞彩があの頃の千夏であってほしいと
願うばかり。

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