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えっちなアプリ

第1章 それは、甘い罠

ノーブラノーパンミニスカで、上にコートを羽織って外に出る。
こんなのただの痴女だけど、要は見られなければ良い。バレなければいい。

でも今日はよく風が吹く日で。
それが災いした。

ふわぁっと凍えそうなそれがやってくると、思いっきり私のスカートを持ち上げた。

もちろん、私の私はコンニチハっと顔を出しちゃったわけだ……。
もじゃもじゃするのが嫌だというのと、昔から異様に美意識の高いのが理由で、私の私はつるっつる。
綺麗にお手入れされてる。

でもさ、そういう問題じゃないからね?!

家を出て、人通りの少ない裏路地をうろうろ、徘徊?してるとは言え、誰もいないとは言い切れない。

必死こいてスカートをおさえる。
けど、もう遅かった。
私は運が悪かった。

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