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男の妄想劇場

第6章 ダブルス

テニス、卓球とかではダブルス戦がある。
はたまたフィギアスケートやバレエでも二人で行う演技がある。

実に息が合っていて見事なプレーだ。
そんな息の合ったプレーをするふたりを見て男の妄想は止まらない。

まずは男女混合ダブルスの場合。
こんなに息が合っているということは、お互いをよく知って相手をよく理解しなければならない。

絶対にこのふたりは夜のプレーをヤッているな。チキショー、こんないい女と、うらやましいぜ。あ~あ、オレも男女混合ダブルスをヤリたいぜ。

女子ダブルスの場合も、こんなに息が合っているということは、このふたりは親友を越えた関係だよな。百合ってるな絶対と、ふたりのレズプレイを妄想する。

この女のコはどんな顔でよがるのかな・・

試合が続くとハアハアと息を切らせたり、苦しそうな顔を浮かべる瞬間も見逃さない。

なるほど、こんなふうにハアハア言って、こんなよがり顔をするのかと妄想をする。

バカだね~、男は。
スポーツを見ながら何を妄想してるのやら。
スポーツをいやらしい目で見ちゃいかん、真面目にやりなさい。

そして、男子ダブルスの場合は、ふ~ん、仲いいんだな、拳で語り合ったこともある熱い友情だなと思いつつ、女子がこれを見たら絶対BL妄想するよなと妄想を膨らませるのであった。

本当にバカだね~、男は。

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