テキストサイズ

もし世界で自分だけの法律があったら

第12章 理由の必要性





おれは再び帰路を歩くのではなく、走り始めた。




背負っているカバンが邪魔だが、今のおれには関係なかった。







そして、走りながら、ちょうど真正面の空に上がっている夕日にさけんだ。






「おれはァァァァァ!





夜桜をォォォォォォ!





守るーーーーーーー!」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ