テキストサイズ

もし世界で自分だけの法律があったら

第17章 最後くらい







正直、体力や、点差を考えると、逆転は、ほぼ不可能だった。




そこで、川原が口を開いた。




「みんな……ありがと。僕、みんなとバスケできてホント楽しかった…。」




そして川原は泣き出した。






「お、おい、そんなことで泣くなよ…」

例の3人のうちの一人が言った。


「そんなことじゃねえよ!」

おれは怒鳴った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ