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もし世界で自分だけの法律があったら

第19章 胸を張ろう






「意外と早いんだ。寝坊するのかと思った笑」




川原はおれをからかうように言う。







実は寝坊しそうになったおれだったが、そこは負けたくないのでこう言った。





「そ、そんなことするかよ!」




そんなやり取りをし、おれたちはてくてくと学校に向かって歩き出した。



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