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もし世界で自分だけの法律があったら

第4章 法律は時として、人を締め付ける。いや、縛り付ける


おれは、飛び降りようとしている人に向かって歩き出した。

彼は目をつむっていつでも飛び降りれる状態だ。

「あ、あの。危ないですよ。」

おれが彼を保護しようと手を伸ばした瞬間、伊吹さんじゃない方の人に殴り飛ばされた。


ドンっっっ!



おれはしりもちをつきました。


「ってて…いきなり何しやがんだ!」


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