テキストサイズ

もし世界で自分だけの法律があったら

第8章 the true



「薫か?薫はな、人の気持ちを読みとることができる。
まあ、いつもいつも読めるわけじゃないけどな」


「だから、あの時、男が死ぬことを心から願っているなんてことをキッパリ言えたって訳か…」



「ちなみに、薫は前からおれの家で暮らしてる。だからアイツもおれのことを親みてーに接してくれてる。
着物の嬢ちゃんはおまえの家にいるんだろ?」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ