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もし世界で自分だけの法律があったら

第10章 家の近くにコンビニがほしい




夜桜は服を買った日以来、自分から話し掛ける回数がわずかですが、増えました。



ここは学校。帰りのホームルームが終わり、クラスの人がぞくぞくと帰りはじめていました。


そして、今、わたくし中仕中男はとても重要な…いや、緊張感に満ちていました。



(やっぱり、おっさんからだけじゃなくて、法律について、伊吹さん本人から聞いたほうがいいこともある)

と思い、伊吹さんをもう一度公園に呼びだすため、声をかけるところでした。


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