好きな人が1人から2人に!
第7章 ~エピローグ~
やっぱり、ロークが富崎家を出て行ってから毎日務めてたら、慣れるのは早いか。
「ロークが突然、富崎家を出て行ってもう1ヶ月か」
「そうですね」
龍一君の家に泊まりに行き、龍一君と恋人同士になって初夜を迎えた翌日から1ヶ月が経つ。
あのあと、ちょうどお母さんも家に帰って来る事になってたみたいで、お母さんとロークに龍一君との事を全部正直に話した。
2人共、かなり驚いてた。
お母さんの方は、『変な人でない限りは自分の息子が選んだ人なら女でも男でも関係ない』と喜んで祝福してくれたから良かった。
しかし、ロークも喜んで祝福してくれたものの、その表情に曇りがかかっていて無理してるようにも見えた。
さらに、その翌日の朝。
僕の部屋の机に、ロークからの置き手紙が置いてあって内容は、執事を辞めて富崎家を出て行く事の報告。
それから、突然そうした事への謝罪の文章のみで、詳しい理由などは書かれていなかった。
「ロークが突然、富崎家を出て行ってもう1ヶ月か」
「そうですね」
龍一君の家に泊まりに行き、龍一君と恋人同士になって初夜を迎えた翌日から1ヶ月が経つ。
あのあと、ちょうどお母さんも家に帰って来る事になってたみたいで、お母さんとロークに龍一君との事を全部正直に話した。
2人共、かなり驚いてた。
お母さんの方は、『変な人でない限りは自分の息子が選んだ人なら女でも男でも関係ない』と喜んで祝福してくれたから良かった。
しかし、ロークも喜んで祝福してくれたものの、その表情に曇りがかかっていて無理してるようにも見えた。
さらに、その翌日の朝。
僕の部屋の机に、ロークからの置き手紙が置いてあって内容は、執事を辞めて富崎家を出て行く事の報告。
それから、突然そうした事への謝罪の文章のみで、詳しい理由などは書かれていなかった。