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好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

「そうだ、ちょっと待って
ロークさん、あのこれ
こないだのタッパー、洗って持って来ました」

「これはこれは
わざわざ、ありがとうございます」

龍一君から、タッパーが入った袋を受け取るローク。

◇富崎邸2階・泉の部屋◇

「すげぇ!
豪華なベッドに壁、トイレに部屋の浴室や電気!」

僕の部屋に入るなり、室内を見回してテンションが上がっている旭君。

「旭、少し落ち着けよ」

「ははは、相変わらず元気だね♪」

少しして、部屋のドアがノックされる。

「入って良いよ」

僕が許可すると、部屋のドアが開く。

「失礼します」

亜幌が、部屋に入って来た。

「亜幌、どうしたの?」

「お昼食の内容について、ロークさんから泉坊ちゃまにお伺いするように言われて来ました」

「うーん、ちょっと待ってね」

僕は、龍一君と旭君の方を見る。

「2人共、何か希望ある?」

2人に、希望を聞いて見る事にした。

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