
道о明日に繋がる光
第13章 *誠
あー…呑みすぎた
(つω-。`)
頭 ズキズキするし…
ベロベロに酔った社長を
タクシーに乗せ
見えなくなるまで
店の外で見送る
「やっと終わったか」
『ねぇ、誠
だいぢょぶなの?』
「んあ?薫か…」
話しかけてきたのわ
キャバ嬢の薫
俺の幼なじみ
そして元カノ
『ちょっと店で
お水でも飲んだら?』
「へーきだよ、
明日も仕事だし
俺わこのまま帰る」
『誠…無理しないでね』
「おう!さんきゅ」
『ぅん、おやすみ』
薫わ店に戻っていく
俺わとりあえず
会社に戻ることにした
薫わ小さい頃から知っている
家が近所でしょっちゅう
遊んでた
あいつが高校入って
俺に告白してきたのが
付き合いのキッカケ
お互いなんでも
知ってたから
関係わいつも良かった
喧嘩もなく周囲が
あこがれる理想のカップル
俺もあいつに不満わ
なかったし
あいつも俺を愛してくれてた
なのに俺わ
傷つけちまったんだ
