
道о明日に繋がる光
第13章 *誠
付き合いわ2年で
終わった
俺が高3のとき
ある事件があったから
薫わなにも悪くない
ただ俺がだれかを
愛せなくなった
好きなやつを
守る自信がなくなった
荒れる生活
なにもかも投げ捨てた
逃げ出したんだ
なんの理由もなく
別れを告げた俺に
薫わ責めもしなかった
わかったよ
ただそれだけ
その後も変わらず
接してくれる薫の
その優しさが苦しくて
距離を置いた
今わキャバクラ以外
なんの接点もない
つくづくだめな男だ
なぁ 薫
お前も優しすぎるんだよ…
そんなこと考えてたら
会社に着いてた
もう 朝日がまぶしい
「ゆし、気合い入れて
がんばるか…」
