ココロノソラ
第33章 愛をなめたもんじゃない。
O side
「ゲームやろうよ。」
「する!」
この誘い文句を使えば思うとおり。
にのの家に行くのは想定外だったけど、
相葉ちゃんも俺がいること知ったら
気を使って留守にすると思う。
バカだなぁ、これからされることも知らないで。
ましては恋人もいるというのに。
ゲーム会社で働いてる友達から貰ったゲーム。
約1週間 ゲームに没頭し腕を上げた。
たった1度のためだけに。
もちろんその成果で全勝。
相葉茶に媚薬を混ぜて飲ますことに成功した。
だんだんにのの様子がおかしくなっていく。
ちゃんと効いてんな。
「にの。」
「お、大野さん...」
「どうした、顔真っ赤だぞ?」
そっとおでこに触れる。
「な、何でもないっ!///」
やばいな。
潤んだ瞳に真っ赤な顔。
...可愛すぎる。
もう襲ってしまおうか。