ココロノソラ
第9章 医者の夜。
A side
「あ~雅紀先生~!遅い!」
「何が遅いだ(笑)
時間通りです~」
「早く会いに来てくれるって言ったじゃん。」
「それは時間あったらな。
しっかし寝ぼけて階段から落ちて骨折で入院?まじで心配したじゃねぇか。かずが運ばれて来たときはビビったよ。」
「大したことないって、
それにまーくんの白衣姿見れるし♡」
「っ...たく...」
「ねぇ~手足不自由なの。
俺もオトコノコだし?ね?」
「ね?じゃねぇよ。
勤務中だし、ましてはここ病院だから。」
「え~まーくんのいじわる!
ばか!」
「分かったから消灯時間まで待って?」
「うん!まーくん大好き!」
「調子いいやつ...」
さっきの不機嫌はどこへいった。