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ココロノソラ

第16章 保健室。

M side




_ 放課後の楽しみ




コンコン。



「はい。」



「さっくらいせんせー」



「って、またお前か、松本。」




「へへっ、来ちゃった。」




「来ちゃったじゃねーし、俺も忙しいの!」



「またまた〜放課後にやること何てないでしょー。生徒も帰るし。」




「あーりますー。書類の整理とか今日ここに来た生徒のこととか。」



「うわぁ、先生っぽい!」



「先生っぽいじゃなくて先生なの!
てか、今日は何の用ですかー?」



「えと...頭痛くて。」


「じゃあ帰れ。放課後に来る必要ない。」


「えー!!」


「そんなでかい声だせるんだな。仮病め。」



「う...、、」


やっぱりバレバレか (笑)




分かってよー。先生に会いたいだけなのに。


「いるだけならいいでしょ?仕事の邪魔しないし。」



「 ... 静かにしてるなら。」


やった!
櫻井先生、無理やり俺を追い出さないこと知ってるもんね〜




俺は先生が座ってるデスクが見える位置にあるソファーに腰掛ける。

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