ココロノソラ
第16章 保健室。
「派手にイったねぇ。」
そう言うと見せつけるように上を向き、
ゴクッ と喉を鳴らした。
「え...飲んだの...。」
「うん♪ごちそーさま。」
恥ずかし過ぎる...。
休む間もなく秘部に翔自身をあてがってきて。
「キツ...」
痛いっ...こんな大きいの入んない...。
翔の背中にしがみついて痛みに耐える。
「大丈夫...。すぐ気持ちよくなるよ。」
その言葉どおり痛みはだんだん無くなってきて快感へと変わった。
「あぁ、潤っ...潤...。」
感じながら名前を呼んでくれる。
涙が出そうなくらい嬉しい。
「好きっ、好きだよ...。翔...。」
俺も精いっぱいの愛を伝える。
そんな俺の言葉に答えるようにか
どんどんスピードは上がっていく。
「はぁ...はぁっ...」
潤の吐息が首筋に感じてくすぐったい。
もうそろそろかな...。
さっきから凄く見つめられる。
「いいよ...。ナカでも...。」
「え...いいの...?」
やっぱりこのことか。
「うん。来て...。直で翔を感じたい...。」
もう気持ち良すぎて何も考えれない。
「はぁっ...!イクッ...んっ!」
翔の身体がびくっとして俺のなかに広がるのが分かった。
「はぁ...はぁ...」
「翔...ありがとう...。すんごい幸せ。」
「ははっ、そんなこと言ってくれて嬉しい。」
この幸せの空間が永遠に続くといいなぁって、ずっと翔に抱きついていた。
しっかり抱きしめ返してくれて。
「 潤...。」
「ん?」
「放課後...絶対毎日来いよな。いっぱい愛してやるから。」
ちょっと偉そうな言い方も翔なりの愛情表現なんだ。
「もちろん行きますよ。俺の恋人でもある
櫻井先生。」
_ こうして始まった先生との禁断の恋愛。
fin .