ココロノソラ
第17章 black 上司 。
「何、怯えてんの?(笑)
俺をバカにするお前が悪いんじゃん。年が2つしか変わらないからって。知ってる?俺、嵐山会社からの引き抜きだよ?そりゃ上司になりますよ。」
嵐山会社といえば
有名な大会社。
そこで働いてる者は優秀な人しかいないと言われているとこだ。
大野さんがそんな凄い人だったなんて...。
「すみ...ませんでした...。」
「ひと通り分かって謝るんだ。とことん性格悪いねー。まぁ、いいよ。これからいっぱい教えてやるから覚悟しときな?」
そう言って、目隠しを外されて
渡された鏡を見ると首筋に赤い印...。
「何これ...。」
「いいでしょー。まぁ、まだまだこれからだけどね。」
「いっ...!」
首筋に噛み付かれた。
何度も何度も。
赤い印が増えていく。
「はぁ...。
これから毎日、19時から俺の特別指導を行うから。次は何しよっかな〜♪まだ触れてないからね。この可愛い唇にも生の綺麗な身体にも。」
俺は何も言えなかった。
言い返すことも。
大野さんに逆らうことも。
唯一出来るのは
19時に特別指導を受けることだけ。
fin .