ココロノソラ
第23章 どうしようもないくらい惚れてるみたいです。
N side
「ただいまぁ~」
「おかえり、遅かったねって...
酒くさっ...!」
「んふふ、かずだぁ~」
「ちょっ...どうしたの。
そんなべろべろになって。」
「美味しいワインがあってねぇ、つい呑みすぎちゃったぁ~」
「ったく、バカじゃないの...」
酔っ払いの智は厄介。
何しでかすか分かんないもん。
「かずぅ~好き︎だよぉ。」
「ちょっ!...んんっ...」
「はあっ...ふふっ、可愛い~」
「何でいきなりキスするかな...///// 」
「ん?キスだけじゃないよ?」
「えっ...?」
酔っ払いとはいえない力で
ベッドに押し倒されて、智の手が身体に触れる。
「んふ、これ、あげる。」
急にコロンっと口の中に入ってくる飴。
「何これ...まずっ...」
「それねぇ、媚薬入りだから(笑)」
「はっ!?」
「出しちゃだめ~」
「んー!」
ぐっと口を抑えられて、
「すぐに効果出るから、ね?」
ってそんな意味深な笑顔で
説得になってないっつーの。
「かーず...」
「んっ...」
「ふっ...はや。効きやすいんだねぇ、」
「やだぁっ...////」
「やだって言ってもカラダは正直だから。」
それから頭が回んなくて、
いつ俺は裸になったのかも分かんない。
唯一覚えてるのは、
「あぁぁぁっ!さとしっ...////」
「かず...///」
快感と惚れる智から出る大量の流れる汗。
それといやらしい水音ぐらいかな。
酔っ払いが発端で起きたコトだけど、
やっぱり智はカッコいいし、
誰にも渡したくありませんね、(笑)