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各々が知ってる情報を持ち寄り話し整理した

その結果、ニノと俺は当分の間お爺ちゃん先生の家に暮らす事

ニノが1人になる現場には空いてるメンバーが同行する事が決まった

ニノが落ち着き次第、何があったのかを聞くことになった












その後分かった事は例のプロデューサーはたまたまニノがゲスト出演した番組を担当していた事

その時は接触せずその後別の番組に出演するために来ていたニノに声をかけた事

ニノの対応力を褒めいつか自分の番組にも出て欲しいと熱心にアピールしたようだ

さり気ないボディタッチと共に…

そのボディタッチはニノの記憶を呼び戻すのに充分な接触でプロデューサーがこっち側の人間だとすぐにニノは悟った

悟ったニノは若先生にやり直す計画を話した

でも踏み切れず、プロデューサーと会う機会もなかったニノはドラマでたまたま会ったスタッフと関係を持つ

それは本当に偶然でニノの計画にはない出来事だった

N「あの日ね…雨が降ってきて撮影が延期になったの…それですぐ待機場所のホテルに戻ってシャワー浴びてたの。そしたら忘れ物を届けにきたの…僕…何も考えずにタオル巻いただけでドアを開けちゃった…」

そのスタッフはニノの事を好きで追いかけていたらしい

忘れ物を届けたのは本当に仕事の一環で他意はなく…でも濡れた体にタオルだけ巻いてドアを開けたニノを見た瞬間頭に血が上って無理やり押し倒してしまったのだ

N「怖かったの…声がね…全く出なくて…計画ではちゃんと抵抗して叫んで逃げられるはずだったの…」

突然訪れたやり直しの機会

でもそれは己の意思など全くない本当の事件で『やり直し』など出来るわけもなかった

N「突然だったから…失敗しちゃったの…」