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貴方だけを愛してる

第8章 暗い海

N「せんせぇ〜」

ガラッと保健室のドアを開け中にいる養護教諭に声をかける

「あれー二宮くん?どうしたの?」

N「あー階段から落ちちゃった」

「落ちた?なに踏み外したの?」

N「うん…ボーッとしてたら落ちちゃった」

「まったく…歩きながらボーッとしてたら危ないでしょ?どこが痛いの?」

N「肩と腰かな?」

「じゃあとりあえず上を脱いで見せてごらん?」

なんとなく誤魔化せた…かな?

ブレザーを脱ぎシュルッとネクタイを抜く

シャツを脱いでTシャツも脱ぐ

チラッと鏡に目を向ければ…見た感じ痣はない?

「あーここでしょ?」

N「ぎゃ!!」

ちょんっと押された場所が凄く痛い!!!!

N「せんせぇ…(泣)」

泣いちゃうよ?

痛いよ?

なんで押したのぉ(泣)

「んー腫れそうだなぁ…お母さんに迎えにきてもらって病院行こうか」

N「マジかよ…」

階段から蹴り落とされて病院行きとか最悪だろ…

でも骨に何かあったら困るし…

先生がテキパキと連絡してくれてる

そのままお母さんが来てくれて病院に行く事になった

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