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桜の咲く頃にまた君と

第9章 初めての君の家

家に帰ってからも桜が倒れていたことを思い出してしまう


不安でなかなか眠れなかった


次の日携帯がなって目が覚めた


画面を見ると桜のお父さんからだ


慌てて電話にでる


「もしもし」


僕の声は震えていたと思う


もしかしたら急に様態が変わったのではないか


「娘が目を覚ました

近いうちにお見舞いに来てくれ」


よかった...


「わかりました

ありがとうございます」


そう言って電話を切った


僕はすぐに準備をして病院へ向かう


早く会いたい


桜に会いたい

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