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桜の咲く頃にまた君と

第9章 初めての君の家

いくら鈍感な僕でもこれはわかる


すごい心臓がドキドキしている


この音が桜に聞こえるんじゃないかと思うくらい


僕は桜にキスをした


初めてのときとは違い今度はゆっくりと


「よく出来ました」


顔を赤くしながら桜はそう言った


まだ子供扱いされてるけど


次は桜のことをドキドキさせれるように


僕はそう誓った


それから桜が退院するまで毎日桜のお見舞いに行った


時には桜の両親と一緒に話もした


ある日桜のお母さんが

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