
桜の咲く頃にまた君と
第9章 初めての君の家
「まあそれもそうだね
明日は今日よりもっといい日になるんだもんね」
そう言って桜は笑った
僕が桜に言った言葉だが使われると恥ずかしい
「ねぇ、今日家に泊まって行ってよ
お父さんとお母さんにはもう話してあるからさ
それで明日朝一で旅行行こう」
すごい急だな
てか桜の家に泊まるとか...
「あっ!
今変なこと考えたでしょ?」
そんなことを言われて顔が赤くなってくる
「そんなわけないだろ
服とか明日の旅行の準備どうしよか考えてただけだよ」
僕は慌ててそう言った
