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桜の咲く頃にまた君と

第3章 放課後の部室で君と


「いいよ、そしたらいつもの場所でも行くか


もちろん春樹の奢りでな」


まあコーヒー1杯ご馳走してデートがうまく行くなら安いものか


「わかったよ」


「ねぇー
ふたりで何楽しそうな話してるの?」


やっぱり気づかれたか


今声をかけてきたのが橘桃花


身長は小さめで目がくりくりしている


元気いっぱいで可愛らしい感じだ


同い年にはもちろん見えない


「桃花、今日は俺が春樹から相談受けたんだから邪魔すんなよ

俺らひとつ目の授業出ないからよろしく」

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