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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第4章 ~続くすれ違い~

漆黒ラーメン屋に着くまでの間、僕と高飛君達はラーメンとつけ麺の話で盛り上がった。

◇漆黒・店内◇

「「「いらっしゃいませ~!」」」

車を駐車場に止めて、店内に入ると数人のスタッフ達が出迎えてくれた。

「あれ?
高飛さんじゃないっすか!」

「今日も、友達の方々と来たんですね~」

「4人テーブルへどうぞ」

1人のスタッフに、4人テーブルへ案内される。

「今の3人共、全員後輩?」

「そうですよ」

3人の態度と様子からして、高飛君が慕われてるのが伝わってくる。

「お冷をお持ちしました~!」

1人の元気が良い若い男性スタッフが、4人分のお冷を僕達の前に置く。

「あれ?」

「?」

男性スタッフが、首を傾げながら僕を見た。

「この子、どなたかの弟か後輩っすか~?」

「子…!?」

「「「ぷっ……く、くくくwww」」」

男性スタッフの僕に対する言葉に、高飛君達は笑いを必死にこらえている。

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