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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第5章 ~仲直りの夜と深まる絆~

-朝陽視点-

「ご注文は、お決まりでしょうか?」

大喜さんから引き継ぎ、1番テーブルの客達のオーダーを取る事に。

「牛ステーキセット1つ」

「私は、マカロニグラタンと白飯の中で」

「かしこまりました」

恐らく、大喜さんとのやり取りを聞く限り、この2人は大喜さんの両親だろう。

「ねえ、あなた」

「はい?」

「私達は、大喜の母親と父親なの」

「そうなんですか」

やっぱり、そうだったか。

「息子は、いつ頃からココで働いているんだ?」

「えっと―――――」

「すみませんが、個人情報なので赤の他人に教える事は出来ません」

俺が困っていると、横から大喜さんが現れる。

「朝陽、オーダー取ったんなら厨房に」

「わかりました」

大喜さんに言われ、俺は厨房へ向かった。

-大喜視点-

「勝手に、人の個人情報を他から聞き出す嫌がらせを、辞めてもらえませんかね?」

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