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貴方の涙は俺が拭くから ON

第19章 忘れられない過去1 智



「もっとしっかり押さえてろ!」
「くそっ」


ぐぐっと両脚が抱えられる

嘘だろ・・・

いくらこういう方面に疎い俺でも、これはヤバいってわかった

ヤバいヤバいヤバい
超ヤバい

枕の下でくぐもった声を出しながら
メチャクチャに暴れて 触れるものすべてを蹴り上げる


「イッテェ・・・コイツすごい力だ」
「おい、大人しくしろって・・・すぐに気持ちよくさせてやるから・・・」



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