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貴方の涙は俺が拭くから ON

第20章 忘れられない過去2 ニノ



当日は ついでがあるようなフリをして 大阪まで行くことにした
東京へ戻る最終の新幹線は21時半頃
新大阪駅近くの店を指定してもらったけど 話をできる時間はそんなに長くない


どんな人だろう
ちゃんと話が出来るだろうか

ドキドキする気持ちを抱えて 新幹線に乗る俺
大阪までの2時間半は どの仕事よりも緊張した時間だった



そして
定刻通り、駅裏の指定された店を見つけると
入り口近くに男の人が一人 立っていた


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